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「おまえは私の宝だから」。そう言ってまだ幼い少年にお守りの指輪をくれた男がいた。少年は家庭に恵まれず学校にも馴染めず、男の言葉が唯一の拠り所に。でもその数年後、少年は母の新しい恋人に殺されてしまう−−そんな前世を思い出したヨアンは、魔法名門侯爵家の子でありながら祝福が受け取れず、魔法が使えない「紋なし」と誰からも疎まれていた。名門家だからこそ劣等感が強かった覚醒前と違い、前世を思い出したヨアンは開き直ることに。しかし、そんな彼に告げられた進路は「聖獣の世話役」。名誉に聞こえて実は入れ替わりの激しい危険な役目、実質の死刑宣告だった。逃げるつもりだったヨアンは、聖獣の正体が前世で「宝」と言ってくれたその人だと知る。前世とは姿が違うヨアンを、男は覚えていない。彼のお守りを守れなかった後悔を胸に、今世こそは彼の役に立とうと少年は思うが…。
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出版社からのコメント
「おまえは私の宝だから」。そう言ってまだ幼い少年にお守りの指輪をくれた男がいた。少年は家庭に恵まれず学校にも馴染めず、男の言葉が唯一の拠り所に。でもその数年後、少年は母の新しい恋人に殺されてしまう−−そんな前世を思い出したヨアンは、魔法名門侯爵家の子でありながら祝福が受け取れず、魔法が使えない「紋なし」と誰からも疎まれていた。名門家だからこそ劣等感が強かった覚醒前と違い、前世を思い出したヨアンは開き直ることに。しかし、そんな彼に告げられた進路は「聖獣の世話役」。名誉に聞こえて実は入れ替わりの激しい危険な役目、実質の死刑宣告だった。逃げるつもりだったヨアンは、聖獣の正体が前世で「宝」と言ってくれたその人だと知る。前世とは姿が違うヨアンを、男は覚えていない。彼のお守りを守れなかった後悔を胸に、今世こそは彼の役に立とうと少年は思うが…。